体臭と食べ物には密接な関係があります。欧米人のように肉食中心になり、動物性蛋白質や脂質を多く摂取する食事が続きますと皮脂量が増え、その皮脂が酸化することによって体臭がきつくなります。臭いの元となる肉類やバター、チーズ、脂っこい料理などを控え、キムチや香辛料の強いエスニック系の料理など、汗腺や皮脂腺を刺激するものもなるべく避けた方がよいでしょう。
通常、食べた物は体内で分解されたり合成されたりして体の外に出るため、直接、食べた物の臭いが体臭となることはありません。しかし、ニラやにんにく、ネギ、らっきょなどは例外で、直接それらの臭いが体の外に出ますので、体臭が気になる方は食べるタイミングなどに気をつけることをおススメします。
野菜などを多く取り入れた和食中心の食生活であれば、体質が原因の人を除いては、それほど体臭に悩むことはないと思います。
食物繊維は、臭いのもととなる物質を取り込んで、便として一緒に体の外に排出してくれる働きをします。そして腸内でビフィズス菌などの善玉菌のえさにもなり、結果、腸内環境が整ってゆきます。それによって腸内のタンパク質の腐敗も抑えられ、臭い成分の発生を避けることができ、体臭に悩む必要がなくなります。和食中心の食生活にしますと、体質改善にも効果があり、メタボリック症候群におびえることもなくなります。ぜひ、野菜や果物などで食物繊維を積極的に摂取し、動物性蛋白質や脂質などを避けるようにして、腸内環境を整えて健康的な食生活を送りましょう。