免疫力とは、侵入してくる病原体を攻撃し、体内に発生した老廃物や不要な物質を排除する力のことを指します。自分の体にとっていても良い存在なのか悪い存在なのかを判断し、良いものはそのまま放置し、悪いものは排除してゆきます。免疫力が高いと風邪をひきにくくなります。免疫力が落ちると、感染症や下痢、癌など病気にかかりやすくなります。免疫力が低下すると、口の中の細菌が増加したり、唾液の分泌量が減少したりしますので、口臭の原因となります。また、歯周病にかかりやすくなったり、舌苔が増えたりして、口臭が強くなったりします。
免疫の中でも、腸管免疫は、食生活が大きく影響するため、自分でも強化することができる免疫ともいえます。腸までたどり着いた侵入しようとする病原菌を迎え撃つのが腸内細菌叢(腸内フローラとも呼ばれています)の中にいる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌です。これらの善玉菌が多い場合は、免疫力が高まっているので健康が維持されます。病原菌は活動できず、善玉菌によって排除されます。逆に、悪玉菌が多い場合は、病原菌に感染してしまったり、腸内の腐敗物が多く作られ、体臭がきつくなります。
キノコやにんじん、ホウレンソウ、豚肉や牛乳、青魚や大豆製品、ココアや赤ワインなどが免疫力を高めるのに効果があります。体を温めると免疫力はアップしますので、冷たい食べ物・飲み物はなるべく避けた方が良いでしょう。体温が0.5度下がると免疫力は3割低下するという説もあります。体はなるべく暖めて、温かい食べ物を摂るようにしましょう。寒い時はしょうが湯なども、体の芯からあたたまり効果的です。